「自己実現する」とは?自己実現のために必要なこと

自分は何のために生まれてきたのか?自分の人生の使命って一体何なんだろう?と悩んでいませんか。そんな人におすすめなのが、アメリカの教育者であり作家でもあるマーク・サーストンの著書「自己実現への道」です。この本は、自分の使命や生きる目的を発見し、自己実現をするための方法について書かれています。この記事では、書籍「自己実現への道」の内容についてご紹介しますので、ぜひ自分の使命を見つける参考にしていただければ幸いです。

◆書籍「自己実現への道」の著者マーク・サーストンとはどんな人物

マーク・サーストンは、アメリカの教育者であり作家でもある人物です。また、預言者であり心霊診断家であるエドガー・ケイシーが設立したARE(ケイシーリーディングの研究啓蒙団体)の理事でもありました。

マーク・サーストンは、書籍「自己実現への道」を通して、エドガー・ケイシーがリーディングによって多くの人を自己実現へと導いた内容についてお伝えしています。

◆書籍「自己実現への道」とはどんな内容?

書籍「自己実現への道」は、エドガー・ケイシーがリーディングを通して多くの人を導いた功績を元に、自己実現への道について紹介しています。この本は、自分の人生の使命は一体何なのか?生きる目的は一体何なのか?を発見する出発点となる本です。

また、人の内側には、忘れされてしまい利用されずにある知識や才能が隠されていて、誰もが自己実現を果たせる力を持って生まれてきているということを伝えており、多くの人が求める真の豊かさは、その自分の内面に隠された自身の知識や才能を活用し、自己実現への道を歩むことで手に入れられるということを伝えています。

◆自己実現への道の目次
では、自己実現への道にはどのような内容が書いてあるのでしょうか。ここでは、著書の目次をご紹介しますので、参考にしてみてください。

・魂の旅への出発
・第1部 自分探しの旅
      ▶︎人生の意味の発見
      ▶︎ほんとうの自分を探しなさい 他
・第2部 人生の目的の探し方
      ▶︎人生の使命とは何か?
      ▶︎個人的研究計画 他
・第3部 魂の目的を実現しなさい
      ▶︎転職すべきか?
      ▶︎目的を実現するための金銭などの資産 他

この本は、人生の使命や目的とは何か、また、使命と目的を見つけるための方法などをお伝えするとともに、それらを達成するにあたって転職や金銭的なことにも触れ、現代の日常生活に応用できる内容になっているのが特徴的です。

自分の使命や目的は、規模が膨大なためなかなか実感の湧きづらい項目ですし、実際に発見できたとしても、一体どのように行動すればいいのか迷ってしまうと思います。しかし、仕事やお金など現代を象徴する生活スタイルに応用した自己実現への道が記されているため、実際に行動に繋げやすいでしょう。

◆使命とは?
著書「自己実現への道」では、使命について次のように伝えています。

意識的に愛を物質的世界にもたらすこと
無限のを有限なものとして表現すること
自分自身を知ることで本来の自分を取り戻し、神と一体になること

この著書では、使命を発見し果たすために、人生を振り返り検討することや自分が特別な感情を抱く出来事や行動に注意を向けること・理想的な1日の空想日記を書いてみることなどを方法として記しています。

使命には、奉仕や創造の要素が大きく関わっていることが大きなポイントです。自分は何が好きでどんなことに興味があるのか、まずはそれらを時間をかけて発見する。その後に、それらを使って、自分はどのように社会や人々に奉仕できるのかを見つけ実行していく作業が自己実現への道だということです。

また、使命のために生き始めた時に起こる7つの道標についても書かれているので、自分自身が使命のために生きられているかどうかの判断を、この本を通して行うことも可能です。その7つの指標としては次のことが挙げられています。ここではその一部をご紹介します。

驚きの感覚、、、全てが新しいものに見える
自分の努力が人の利益になっているのを見る
神の存在を感じる
自分の周囲のすべてのものに目的があることに気づく
喜び、、、権力や名声のためでなく、天命に生きる時、それだけで無上の喜びを感じる。天命を果たすことで結果的に名声や影響力を獲得するかもしれないが、それは天命の副産物にすぎない。

などなど。

このような内容が書かれており、現在の自分自身の状態と比較することで、使命のために生きられているかを判断できるでしょう。

その他にも、「人生の過渡期の過ごし方」や「富と繁栄に向けての12段階」など、生きる目的を果たし真の豊かさを手に入れたいと願う人たちが知りたいと思える内容が数多く記されています。

見えない世界をリーディングし、多くの人を自己実現の達成へと導いたエドガー・ケイシーだからこそ発見できた内容です。

◆自分の使命・才能の見つるために身近にできること

自分の使命を見つけるためには、まず自分自身について知ることが大切です。多くの人は、世の中のレールに沿って生き、自分の好きなことややりたいこととしっかり向き合う時間を十分に取れないまま社会に出て仕事をし始めます。

そのため、何のために仕事をしているのかわからなかったり、ただお金や生活のために働いたりという人がとても多いのではないでしょうか。

しかし、この本の内容の中に、転職や金銭的なことが触れられているということは、仕事やお金は現代において使命を果たすために重要な要素の一つだということがわかります。そのため、自分自身のことを十分に理解していないまま仕事を始めてしまうと、魂の目的を果たすということは難しくなってしまうでしょう。

まずは、この本でも書かれている方法の一つでもある、「自分の好きなことや興味のある出来事・行動に目を向けてみる」ことをおすすめします。自分の好きなことを見つけるためには、好きではないことにも触れる時間も必要です。

様々なことを経験しなければ、自分が何が好きかを判断することはできないはずですから。そのため、多少なりとも時間はかかってしまいます。

しかし、自分の使命が見つかり、自己実現できる仕事や行動を発見することができれば、本当の豊かさと出会うことが可能です。世間体や周りの意見・判断に頼った”豊かさ”ではなく、自分の魂が感じる真の豊かさです。

ぜひ、まずは自分自身と向き合ってみましょう。もし、自分のことを知らないと気づいたならば、自分探しを時間をかけてじっくりと行っていくことをおすすめします。

◆まとめ
著書「自己実現への道」を読んで、自分の人生と向き合ってみましょう!この記事では、エドガー・ケイシーの思想を本にした「自己実現への道」という著書についてお伝えしました。自分の使命や生きる目的とは一体何なのかを知りたいけど、見つけられずに悩んでいる人も多いと思います。ぜひ、この本を読み使命や目的を発見し、自分の人生と向き合ってみましょう。